800: 1 2009/08/22(土) 11:36:41
去年の話ですが、私は凄く気が弱く、グズグズした性格でした。 
同居してる姑に、苛められても、言えないくらいでした。 
むしろ、自分が悪い、自分が至らないと悩むぐらい。 
今思うと、凄くバカだなーって思うんですが。 

姑は、家事を一切せず、私に押し付けっぱなし。
夫が、
「嫁子にばかりさせるのは、酷くないか?」
と言っても、姑は
「良いのよ、むしろ頼まれてるの、やらせてくださいって、ね?嫁子?」
ってこちらに作り笑顔で言われた時も、
「はい。」
ってうなづくしか出来ませんでした。

たまーに、私が仕事で遅くなって帰ってきた時、
姑と舅と夫は既にご飯を済ませており、私の分はありませんでした。
夫が、
「母さん。何故嫁子のがないんだ?」
って言っても、姑は澄ました顔で
「あら、言ってなかったっけ?ご飯いらないって電話があったの、ね?」
って言われても、黙ってうなづくしかありませんでした。
反論すると、二人っきりになった時が怖いと、思い込んでいたのです。

801: 2 2009/08/22(土) 11:37:40
殆ど、奴隷状態でした。
ご飯を作って、夫や舅に褒められると、次の日、私の作ったご飯に細工をされます。
目を離した隙に、塩や砂糖をドカ入れされ、それを器に既に盛っていて、
「もう食卓に出しておいたからね。」
って姑に言われ、最初はありがたいなって思っていたんですが、一口食べると酷い味。
「嫁子ったら、間違えちゃったのかしらね?本当にしょうがない子。」
と言って、姑は私をフォローするフリをしますが、目は笑っていません。
何度かそんな事があり、ご飯を作ってる最中も、目が離せなくなりました。

で、結婚&同居2年目の去年の5月頃。
そんな事がたまりにたまって、私も凄く疲れ果ててしまいました。
でも、逃げるとか、夫に言うという思考はなくなっていました。
なんていうか、気力がないんです。
既に、仕事もやめてしまっていました。
誰に何を言われても、「はあ…」「はい。」「ええ。」しか答えられませんでした。
夫は、流石におかしいと思って、問い詰めてきましたが、
私も阿呆だったので、
「なんでもない。」
としか、答えませんでした。

そんな中、姑が外出先で、転んで骨折してしまいました。
病院へ迎えに行った時、本当に苦しそうで、立てなくて、泣いていました。
可哀想とも、大変とも思わず、ただただ
「ああ、私はこの人の介護もしなきゃならないんだ。」
としか、思えませんでした。

804: 3 2009/08/22(土) 11:39:45
昼間は、夫と舅は仕事で、姑と二人っきり。
足の痛さで、ガンガン当り散らしてきます。
近寄ると、松葉杖で、ガンガン殴られます。
最初は、姑の無理な要求をすべて呑んでいました。
しかし、この時、気づいたのです。
「姑、私いないと何も出来ないんじゃない?」
最初は、
「そんな事考えちゃダメだよ。」
って思っていましたが、そんな気持ちが強くなり、ちょっと試して見ました。

「嫁子ーっ!お茶入れなさい。」
といつも通り呼ばれても、ちょっと無視して見ました。
骨折してからは、基本的に自分で歩く事もなく、座って
「嫁子ー嫁子ー」
って私の名前連発で、何度もそれを繰り返し、3分ぐらいで
「いないのかしら?買い物?言ってから行けって言ってるのに!」
とつぶやいて、諦めてしまいました。
その時、私の中で、姑が小さく見えて、笑いながら姑の前に出ました。
「嫁子!いるんだったら返事しなさい!」
って言われて、いつもなら怖くて畏縮しちゃうけど、この日は滑稽にみえました。
ニヤニヤ笑ってる私をみて、姑はなにか怖くなったらしく
「笑うのをやめなさい!なんなの!バカにしてるの?」
と、松葉杖を振り上げましたが、それをキャッチ。
なんだ、大人しく叩かれてたけど、たいした事ないんだ?
そう思うと、松葉杖を引っ張って奪って、それを見てまたニタニタしちゃいました。
「お義母さん、こんなものに頼るのやめましょうね?」
と言って、その日は松葉杖を奪って終了、その後は普通にお世話をしました。

夫と舅が帰ってきた後、姑はなきつきました。
「嫁子が酷い!松葉杖を奪った!それで笑ってるんだよ!殺されるよ!」
と。

806: 4 2009/08/22(土) 11:41:26
しかし、私が
「リハビリの為ですが…。」
と、いつも通り弱気そうに言うと、
「ああ、そうだよな。」
と、納得。
姑は何度も、「殺される!」と叫んでましたが、二人とも笑い飛ばしてました。
気弱な私が、そんな事出来るはずないと。
それ所か、そんなに世話になってるのに失礼だとか、
リハビリのために、気弱な嫁子が杖を奪ったのはGJだった、本当は舅がそろそろ
杖を取り上げようかと、思ってたんだとか。

次の日、また二人っきりになった時、
「お義母さん。日ごろの行いって、大切ですよね。」
と笑って差し上げ、姑を散々震え上がらせちゃいました。
と言っても、何も手を出したりは、してません。
お昼を作って、差し出して、
「料理って楽しいです。何を入れるのも、私のさじ加減ですから。」
って言ったら、姑は箸を投げ捨てて、一切食べなくなりました。
「寝たきりになった時、お世話させてくださいね。今から楽しみです。何しようかな。」
って笑い掛けたら、無言で首を横に降られました。

毎日毎日、姑は夫と舅になきつきますが、
「そんな、一生懸命やってる嫁子に失礼だろ!」
と、逆に怒られてしまう始末。

で、流石に夫は、前々から私と姑の関係を疑っていたので、
「もしかして…」
とピンと来たらしく、
「嫁子。本当にたまってたなら言ってくれ。」
と、問い詰められました。

808: 5 2009/08/22(土) 11:43:37
何時もなら、私はそこで無言だったのですが、この時初めて姑から
されていた事を言い、逆に姑にしてる事も言いました。
夫からは、
「気づかなくてごめん。予感はしてたけど、でもやっぱり心のどこかでそれを否定してた。」
と謝られ、私は逆に、
「こちらこそ言わなくてごめん。そして姑を苛めてゴメン。」
と、謝りました。

骨折が治った頃、姑舅と別居へ。
その後、今年のお正月にあいましたが、姑はゲッソリした様子で
「今まで悪かった。」
だけ言い、ツイッと奥へ行ってしまいました。
舅曰く、私達が出て言った後、家事はめちゃくちゃ。
元々出来る人だったんですが、私のやりやすいように色々と、移動してたので、
「アレがない、コレがない!」
と、凄く大変だったそうです。

後は、自動的に家事をやってくれる人がいなくなったので、今まで怠けてた姑は、
料理も、掃除も、時間配分ができなくなっていたそうです。
いや、普通にみんなやってる事なんですけどね。
けど、2年ほどサボると、何も出来なくなっちゃうものなんですね。
やっと、私のありがたさと言うか、そう言うのに気づいたらしく、
一応、姑的には反省しているらしいのです。
まあ、姑の性格的に、もし反省できても素直に謝れる人じゃないですから、
「今まで悪かった。」
って言う言葉も、今はイッパイイッパイなんでしょうね。

将来的には、仲良く慣れればそれは良い事だと思っています。
けど、近年中は、勿論手助けをせず、会うのも最低限にしようと決めました。



811: 名無しさん@HOME 2009/08/22(土) 11:46:23
800乙。
ゆっくり休んでくださいな。


812: 名無しさん@HOME 2009/08/22(土) 11:48:18
お疲れ様でした。
旦那さんと仲良くね。


813: 名無しさん@HOME 2009/08/22(土) 11:50:13
乙!
トメに虐められトメを虐めても、あなたが優しい人のまま戻ってこれて良かった 。
幸せになってください。


814: 名無しさん@HOME 2009/08/22(土) 11:54:58
>>800
暴力に訴えず、精神面で勝つことってすごく難しいんだけど、よくやったねえ。


815: 名無しさん@HOME 2009/08/22(土) 11:57:51
>>800
心から乙。

>けど、近年中は、勿論手助けをせず、会うのも最低限にしようと決めました。
近年中はと言わず、はっきり絶縁しちゃった方が良くないか?
また会ったりしたらあなたの心の負担になるような気がする。


817: 名無しさん@HOME 2009/08/22(土) 12:07:11
>>814
いやな展開になるのかとはらはらしてたけど、ほっとしたよ。

>>815
絶縁したらしたで、負担になりそうな気がするけどな。
気の優しい人ってそういうもんだよ。
旦那さんがちゃんと理解してくれてるようだし、
トメも現実に気がついたようだし、
最小限なら、その方がいいんじゃないかね。